【MLB】レッドソックスが延長戦を制す 吉田正尚はベンチスタート 7回表に代打で出場して二塁打を放つ
【レッドソックス5-4アスレチックス】延長11回タイブレーク@オークランド・コロシアム
アスレチックス3連戦の初戦を制したレッドソックスは日本時間4月3日、延長11回のタイブレークまでもつれた末に3連戦の2戦目も勝利。明日の最終戦を残して3連戦の勝ち越しを決め、貯金を2とした。レッドソックス投手陣は先発のブライアン・ベヨが5回4失点で降板したあと、リリーフ陣が得点を許さず、6番手のジョシュ・ウィンコウスキーが今季初勝利(0敗)をマーク。アスレチックス7番手のミッチ・スペンスは11回表に決勝点を献上し、メジャー初黒星を喫した。 ベヨとアレックス・ウッドの投げ合いで始まった一戦は、初回にトレバー・ストーリーのタイムリーでレッドソックスが先制し、2回表にジャレン・デュランのタイムリーで1点を追加。2回裏にシェイ・ランゲリアーズの1号2ランで追いつかれたが、3回表にパブロ・レイエスのタイムリーで勝ち越しに成功した。しかし、先発のベヨが踏ん張れず、3回裏にJJ・ブレデイに1号逆転2ランを被弾。アスレチックスが1点をリードし、試合は終盤に突入した。 レッドソックスは7回表二死3塁からストーリーのタイムリーで4対4の同点とし、さらに代打の吉田正尚がライトへの二塁打を放って2・3塁のチャンスに。ところが、トリストン・カサスの敬遠で満塁になったあと、セダン・ラファエラがショートライナーに倒れ、勝ち越し点を奪えなかった。試合はそのまま延長タイブレークに突入し、10回は両軍とも無得点。11回表無死1・3塁からタイラー・オニールの併殺打の間にレッドソックスが1点を勝ち越して、これが決勝点となった。 今季初のベンチスタートとなった吉田は代打で二塁打を放ち、1打数1安打。守備には就かず、この1打席だけでベンチに退いた。今季の打率は.250、OPSは.698となっている。