KPOPだけじゃない!韓国の有名建築5選。安藤忠雄さんやザハ・ハディドの作品も
映画の殿堂/釜山
毎年10月の10日間に開催される映画の祭典「釜山国際映画祭(BIFF)」。そのメイン会場として2011年に完成した「映画の殿堂」では、映画祭で毎年300以上ものタイトルが上映されています。 コープ・ヒンメルブラウ氏が設計した大きな布がひらりと宙を舞うようなユニークなビッグルーフは、圧倒されるような迫力があります。その大きさは、世界でもっとも広い屋根としてギネスブックに登録されているほど。 夜になると4万個以上のLED照明がライトアップし、鮮やかな光たちのイルミネーションが楽しめます。普段は、映画上映やイベントの開催など、さまざまな用途で利用されています。 住所:釜山広域市 海雲台区 水営江辺大路 120
トライボウル/仁川
松島国際都市の中心にある「セントラルパーク」内で、一際存在感を放っているのが「トライボウル」です。 空・海・大地を表す3つの駒のような器型の建築物は、仁川(インチョン)経済自由区域(FEZ)の松島・永宗・青羅地区の象徴でもあります。3つが支えながらバランスよく立っている様子は、すべてが調和する仁川が表現されています。 公園や展示などが開催される複合文化空間として利用されており、器の上部がライトアップされる夜の景色は圧巻です。
伝統を現代風に取り入れた建物から、最新技術が駆使された建物まで、歴史と未来を体験できるような韓国の建築作品たち。今回ご紹介した審美眼が刺激されるような美しい建築物を見て、韓国のカルチャーをさらに深く楽しんでみてはいかがでしょうか。