スズキの軽トラにヨシムラのアルミホイールぅ?! 軽自動車用『WRS Seven』爆誕!!
そして最初がキャリィなら「トランポなら次はハイエース?」とか「ジムニーにもヨシムラのマフラーあったな」など、見る側に想像を膨らませてもらえる(実際にそんな計画もあるらしい)。WRS Sevenが軽トラ含む軽自動車用なのはそんな効果も狙ってのこと。実はこうしたメッセージ性を秘めたものづくりは、ヨシムラの得意とするところでもあるのだ。 ──WRS Sevenを装着したヨシムラ・キャリィには2014年の発売以来、途切れることなく売れ続けているという「スリップオン・トライオーバルサイクロン(7万5900円~)」が装着されていた。 ──ヨシムラ・キャリィは軽トラ用パーツを多数展開する「ハードカーゴ」製のガード類やボックスなどでドレスアップ。しかもそれぞれヨシムラとのダブルネームで、これも市販の可能性があるかも…とのこと。大人気というヨシムラエンブレム入りのシートカバーも同様だ。
コラボのスタートは飛び込み営業から?!
そもそもヨシムラとウェッズの接点は、バイク好きのウェッズ社員がヨシムラに飛び込み営業を掛けてきたのがきっかけだという。最初は「ホイール作りませんか?」という直接的なものだったが、共にトップカテゴリーのレースを戦っているのもなにかの縁、2/4輪で一緒にモータースポーツを盛り上げる仕掛けを作ろう…となり、昨年からスタートした、世界耐久に参戦するヨシムラSERTへのウェッズのスポンサードに繋がっている。 そうして“ヨシムラ✕ウェッズ”という関係性が生まれれば、コラボ製品にも意味が生まれるし、ヨシムラブランドの4輪ホイールだって違和感なく受け入れてもらえるハズ。ヨシムラ関係の取材をさせてもらうたびに関心するのは、製品の完成度はもちろん、その裏側にあるストーリーをとても大事にしていること。ヨシムラ初の4輪ホイール・WRS Sevenも同様に、様々な伏線が張り巡らされているのだ。 ──ヨシムラとウェッズの協力関係が発表されたのは、昨年7月に新東名・清水PAで開催された「ヨシムラツーリングブレイクタイム」にて。当日はウェッズがサポートするレクサスRC-FのスーパーGTマシンも展示された。ウェッズのレースクイーンによる「セクシーじゃんけん」に、ヨシムラのレース活動を取り仕切る加藤陽平チームディレクターも思わず笑顔ッ!