「トマト」を食べすぎるとどうなる?知っておきたいトマトのメリット&デメリット
どのタイミングで食べるのがいい?
トマトやその加工品を多く扱うメーカーが調べた研究データでは、朝昼夕のうち朝の時間帯に摂取したものが一番リコピンの吸収率が高かったと報告されています。 そのため、おすすめのタイミングは「朝食」にとり入れることです。 なお、リコピンは食べ方によっても吸収率を高めることができます。 サラダなどに生のまま使われることが多いですが、より効率的にとりたいのであれば次のような調理法を取り入れてみましょう。 ・ミキサーなどで滑らかにし、ポタージュ、ガスパチョなどのスープのベースに使用する ・脂質を多く含む食材(肉、魚など)、油脂類、牛乳や乳製品と組み合わせる ・にんにくや玉ねぎと組み合わせる ・長時間加熱する(煮込み、オーブン料理など) ただし、トマトだけに主眼を置き、ほかの野菜をほとんどとらない、ということがないように。なぜなら、トマトだけでは体に必要な多くの栄養素を十分にとるのはむずかしく、さまざまな野菜を組み合わせることで不足を避けてバランスよくとりやすくなるからです。 このように、メリットばかりでなくデメリットがあることも認識し、ご自身の体調や好みに合わせて賢くトマトを食生活に取り入れてみてくださいね。 ■執筆/監修… 管理栄養士・ゆかりさん 管理栄養士、食生活アドバイザー。一女のママで出張料理、料理教室、講演、栄養相談も手掛けるほか、ライターとしても活動。 構成/サンキュ!編集部
サンキュ!編集部