根本厚労相が勤労統計問題で会見(全文)組織的隠蔽はないと思う
調査結果はいつまでにまとめる予定か
NHK:NHKの【ヤスダ 00:18:05】です。今後の調査については動機や目的、職員の認識について調査を進めるということですが、調査の方法については厚労省内で調査していくのかどうかと、いつまでにその結果をまとめる予定か教えてください。 根本:職員に対する聞き取りなどについては、大臣官房人事課を中心に実施しています。また弁護士等の外部有識者にご参画いただいた監査チームを活用しながら調査を進める予定です。これから、時期はできるだけ早くと思っておりますが、やっぱり目的、動機、そして認識、どういう認識だったのかと、ここは、そこに力点を置いて、今のご質問ですけど、調査をまたしっかりとしたいと思っております。
統計の信頼性が損なわれかねない事態ではないか
西日本新聞:西日本新聞社の【ナガミネ 00:19:28】と申します。今回の問題では、給与総額が【*イキ 00:19:31】にされていたことに加えて、昨年1月以降に復元がされたことによって、企業の前年同月比較による【ゲン**イ 00:19:40】っていうのが上振れしていた疑いが出ています。【****トイウのは******** 00:19:47】アベノミクスの成否を占う大事な経済指標だと思うんですけれども、この統計の信頼性が大きく損なわれかねない事態だと思うんですが、これについての大臣の認識をお教えください。 根本:当時の説明と今回の事案との関係、これは今、精査中であります。そして当時の説明時における担当者の認識などについても調査を続けています。今、精査中であって当時の担当者の認識、これについても調査を続けています。 西日本新聞:お答えをいただいてなかったと思うんですが、統計の信頼性が損なわれかねないというか、もう損なわれていると思うんですけども、そこに対しての大臣のご認識、特に今回、統計という、賃金という非常に重要な意味での統計になるかと思うんですけども、ここについての大臣のご認識をお願いします。 根本:政府統計というのは常に正確性が求められます。ですから、こうした事態を引き起こしたことは極めて遺憾であって、国民の皆さまにご迷惑をお掛けした。深くおわびを申し上げます。そして今般の事案の原因を明らかにするとともに、厚生労働省として統計に関する姿勢をしっかりと正して、そして原因を究明し、これからしっかりとした統計をあらためて構築するように取り組んでいきたいと思います。