1泊10万円! シルバー・ムーンに乗船して分かった「ラグジュアリー船」の7つの魅力と楽しみ方
◆魅力7:寄港地の選択肢が多く、瀬戸内海やテンダーボートで伊勢志摩も
大きな船は寄港できる港が限られ、何度か日本発着クルーズに乗船をすると、同じ場所に行くことになりがちです。 他方、コンパクトな船は寄港できる港が多く、さらにテンダーボート(沖に船を止めて、陸までテンダーボートでピストン輸送)も待ち時間が少なくスムーズなので、バラエティに富んだ寄港地が楽しめます。 今回のクルーズでは「大型船の運航が難しい瀬戸内海クルーズ」や「奄美大島」「伊勢志摩(テンダーボート利用)」などにも寄港しました。 寄港地観光を重視される方は、ラグジュアリー船や日本船などを選択するのもいいでしょう。 いかがですか? ラグジュアリー船の魅力は、ハードよりもソフトの比重が大きく、乗船してみないとわからないことも多くありました。 自分のしたいことをストレスなく自分のペースでできる……自分をとことん甘やかして過ごす大人の休日、あるいは記念日旅行にはぴったりです。 ただし日本発着を行っているラグジュアリー船の多くは、乗客も海外の人が9割以上で、サービスもインターナショナル仕様。 日本語対応など日本人向けのサービスは、チャーターする会社、あるいは申し込みをする窓口(旅行会社)に頼るところが大きいので、しっかりとチェックが必要です。 今回、筆者がラグジュアリー船を楽しめたのは、ジャパネットクルーズのチャーターで、日本人向けのサービスが充実していたことが大きいと感じます。
村田 和子(旅の準備・お得・便利ガイド)