「同じ失敗を…」マンU、監督交代後に11戦で6敗!14位低迷も新指揮官の問題ではない?「むしろ任命プロセスに…」
プレミアリーグ第19節、マンチェスター・ユナイテッド対ニューカッスル・ユナイテッドの試合が現地時間12月30日に行われ、マンUは0-2の敗戦を喫した。ルベン・アモリム監督に代わって以降も苦戦が続いており、同じ失敗を繰り返している可能性があると、レネ・ミューレンスティーン氏が指摘した。英紙『エクスプレス』が報じている。 【一覧】プレミアリーグ 2024/25夏の移籍情報 全20クラブ 今季序盤はエリック・テン・ハフ前監督がマンUを率いていたが、成績不振もあって10月28日に退任している。その後、新指揮官に招聘されたのは、ポルトガル1部のスポルティングCPで好成績をおさめていたアモリム監督だった。就任当時は期待度も高かったが、これまでの公式戦11試合で6敗を喫しており、なかなか調子が上向かない。UEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)出場圏からも遠く離れた14位まで順位を落としている。 この結果を踏まえ、過去にマンUでアシスタントコーチを務めた経験があるミューレンスティーン氏は「これはアモリムのマネジメントスタイルやコーチングよりも、むしろ任命プロセスに問題がある。ユナイテッドがテン・ハフを招聘した時のことを考えてみてほしい。テン・ハフはヨーロッパの小さなリーグでアヤックスの監督を務め、リーグ優勝やチャンピオンズリーグでの活躍など、本当に素晴らしい活躍をした。アモリムも全く同じパターンだ。小規模リーグのスポルティングは好成績を収め、リーグ優勝を果たし、チャンピオンズリーグでも好成績を収めている。アモリムは本当に素晴らしいフットボールスタイルを持っており、そこは二人に共通点がある」と評価しつつ、「しかし、私が懸念していたのは、ユナイテッドがテン・ハフを招聘した時と全く同じことをしてしまったことだ。テン・ハフにはプレミアリーグでの経験がなかったし、アモリムにもプレミアリーグでの経験はない。テン・ハフが来た時、アヤックスでの活躍を見て誰もが熱狂していた」と述べ、マンUが大きなミスを繰り返した可能性があると指摘している。
フットボールチャンネル編集部