トリノ戦で大活躍の鈴木彩艶を伊解説陣が大絶賛!「スーパーマンになった。神がかっていた。とてつもない主役」 | セリエA
【欧州・海外サッカー ニュース】パルマに所属する日本代表GK鈴木彩艶が、日本時間6日のセリエA第19節トリノ対パルマ戦(0-0)にフル出場し、『DAZN(ダゾーン)イタリア』の解説陣が絶賛した。 【動画】鈴木彩艶がMOMの大活躍!|トリノ×パルマ | ハイライト
昨夏にシント=トロイデンから昇格組のパルマに加入すると、ここまで出場停止となったウディネーゼ戦を除く、リーグ戦全試合に出場しているGK鈴木彩艶。日本時間6日に行われたトリノ戦においても先発出場を果たすと、3度のスーパーセーブを見せるなどして無失点に抑え、0-0で敵地での勝ち点獲得に貢献し、移籍後初となるプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)に輝いた。 そんな日本代表GKのパフォーマンスについて、『ダゾーン・イタリア』の解説陣はどのように評価したのだろうか。試合の中継を担当した実況のリッカルド・マンチーニ氏は「ザイオン・スズキがとてつもない主役だった」と鈴木を称賛。「ものすごいセーブを3回見せた。特に3度目のセーブは指先だった」と強調した。 解説を担当した元イタリア代表のエマヌエレ・ジャッケリーニ氏も「今日の彼は本当に完璧で、ピッチにおいて圧倒的に最優秀選手だった」と大絶賛した。2人は、鈴木の3度のスーパーセーブについて見解を示している。
トリノFWの思惑を読んでいた
鈴木はまず、9分にチェ・アダムスのヘディングシュートによるトリノの好機を阻止するビッグセーブを見せた。アダムスは右サイドからのニコラ・ヴラシッチのクロスに合わせ、GKの手前でバウンドするボールを放ったが、マンチーニ氏は「スズキが並外れた反応を見せた」と称賛。「彼は明らかにトリノFWの思惑を読んでいた」と指摘した。また「トリノにとって最初のビッグチャンスだったが、スズキの巨大な反応に直面した」とトリノ側の視点にも触れた。 ジャッケリーニ氏は、「アダムスはうまく(パルマDFボトンド)バログの背後に忍び込んだが、ヘッドでのフィニッシュは、あのスズキの反応を踏まえると、あまりうまくなかったと言える」と主張した。パルマGKの1度目のビッグセーブについて「簡単ではなかった。至近距離だったため、反応できる時間が短かったはずだ。スズキのセーブは極めて素晴らしかった」とコメントした。
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