激震!サッカー協会の田嶋会長が新型コロナ陽性…なでしこJやJISS勤務スポーツドクターの夫人ら2次感染拡大に危惧
今後必要な措置として、JFAも「JFA全役職員、契約職員、派遣職員、コーチングスタッフらの健康状態の経過観察」と「JFAハウスに事務所を置く各連盟、企業、団体の役職員の健康状態の経過観察」をあげている。出張中に利用した航空便の搭乗者も対象になってくるだろう。 また、日本スポーツ協会公認のスポーツドクターを務める田嶋会長の夫人・土肥美智子さんは、東京都北区の国立スポーツ科学センター(JISS)に勤務している。 夫人が濃厚接触者と認定されれば、東京五輪を目指す他競技のトップアスリートにまでウイルス禍が及ぶ恐れもある。 「ここまで知らずに会議でご一緒した方々、JFA役職員の皆さま、メディアの皆さま、その他私が立ち寄った各所の皆さまにご心配をおかけすること、本当に申し訳ないと思います」 新型コロナウイルス感染を報告するに至った理由を、田嶋会長はステイトメントのなかでこう綴った。JFAハウスを中心にクラスター感染が発生する事態を迎えれば、Jリーグが目指している4月3日の公式戦再開も揺らいでくる。日本サッカー界が総力をあげて、感染の拡大阻止に全力を注いでいく。 (文責・藤江直人/スポーツライター)