同地区ライバルがドジャース猛追! 専門メディアはブルワーズ4連戦が大一番と強調「ポストシーズンの行方も左右する重要なカードだ」
ロサンゼルス・ドジャースは現地時間8月11日、本拠地でピッツバーグ・パイレーツと対戦。延長10回裏、テオスカー・ヘルナンデスのサヨナラ安打により6対5で逆転勝ちを収めた。同カード3連勝を飾ったドジャースは勢いに乗り、翌日から敵地でのミルウォーキー・ブルワーズ戦に臨む。 【動画】大谷翔平の親友、T・ヘルナンデスがサヨナラ打! 8月に入っても調子を取り戻せていなかったドジャースだったが、パイレーツ相手に3タテとこれ以上ない結果を残した。主軸を担う大谷翔平の調子の波が大きいながらも、白星を重ねたことは好材料であることは間違いない。そして、すでに伝えられているムーキー・ベッツの復帰も、チームが待ちかねていたニュースに他ならない。 その中で、ナ・リーグ中地区首位を独走するブルワーズとのカードを迎える。ドジャースも西地区首位を守っているものの、サンディエゴ・パドレス、アリゾナ・ダイヤモンドバックスが迫ってきており、再び引き離すためには、連続でのカード勝ち越しが必須だ。今回の敵地で行なわれるブルワーズとの4連戦、厳しい戦いが予想されるドジャースに対しては、専門メディア『Dodgers Way』でも、「ドジャースのポストシーズンの行方を左右する極めて重要な試合」と位置付けている。 また同メディアは、ドジャースの現在のチーム状況を踏まえ、たとえ西地区優勝を果たしたとしても、ワイルドカードを戦う第3シード以下になる可能性も高まっていると論じており、「LAは近年、ポストシーズンの序盤で好成績を収めていないことを考えると、ホームであっても追加の短いラウンドを望む人はいない」などと指摘する。 さらに、「ドジャースは2024年が始まる前の8月にブルワーズとこれほど接近するとは想像もしていなかっただろう」と予想外のシーズンとなっていることを強調。その上で、「1995年にワイルドカードという用語が導入されて以来、ドジャースがワイルドカードシリーズに出場したのは、短いシリーズが義務付けられた2020年のポストシーズンのみである。それ以外の場合は、プレーオフを完全に逃すか、ディビジョンシリーズに直接進んでいる」として、昨今の成績を振り返った。 同メディアはドジャースに対し、「今勝ち始めなければ、10月は厳しい戦いになる可能性がある」と説いており、パイレーツに続きブルワーズにも多くの勝ち星を得る必要があると論じている。ドジャースにとって真夏の大一番となる4連戦、果たしてどのような戦いをみせるのだろうか。 構成●THE DIGEST編集部
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