<サッカー>「痛恨ドロー」韓国代表の洪監督「ファンに申し訳ない…決定力が課題」
「得点ルートが多様化したのは幸いだが、決定力を高めることが課題だ」。サッカー韓国代表の洪明甫(ホン・ミョンボ)監督はパレスチナと引き分けた後、このように話した。 韓国代表は19日(日本時間)、ヨルダンのアンマン国際競技場で行われた2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア3次予選B組第6戦でパレスチナ代表と1-1で引き分けた。DF金玟哉(キム・ミンジェ、28、バイエルン・ミュンヘン)のバックパスミスで前半12分に先制ゴールを奪われた韓国は雰囲気が沈んだ。これを主将の孫興慜(ソン・フンミン、トッテナム)が解決した。失点から4分後、孫興慜が同点ゴールを決めた。 洪監督は試合後の記者会見で「引き分けは結果的に残念だ。選手たちは最後まで最善を尽くした。アウェー2連戦で体力的にも厳しく、この日の後半戦は選手たちに疲れが見えた」と話した。韓国は14日に行われたクウェートとの第5戦では3-1で勝利した。 今回のパレスチナ戦は韓国代表の2024年の最後のAマッチだった。洪監督は「今年最後のAマッチだったが、勝利できず、ファンには申し訳ないという気持ちしかない。過去の5試合はともかく、今日の試合に関して見れば、もっと発展しなければいけない部分がある。韓国に戻って全体的に振り返った後、来年3月に再開される試合で良い姿を見せたい」と伝えた。 洪監督は補完すべき点も明確にした。洪監督は「強い組織力を持つチームが守備中心の試合をしてくる場合の決定力を高めるのが課題」と強調した。パレスチナとホームとアウェーの2試合で引き分けた洪監督は「2試合とも勝利できなかった。個人的に今回の対戦を準備しながらパレスチナ代表は良いチームだと感じた。試合で終始闘争する姿がよかった」と評価した。