ヒョンデとヒルトンが国境を越えてコラボ。まずはハワイ・オアフ島でヒョンデのEV体験キャンペーンを展開
観光地でヒョンデのEVを体験できるプログラムを順次拡大
具体的には、今年の4月からハワイ・オアフ島の指定された場所でヒョンデ車を体験できる「ヒョンデ モビリティ パスポートキャンペーン」を実施している。 今回のヒルトンとの協業はこれをさらに強化する試みとして、今年の夏から「ヒョンデ モビリティ パスポート in コナ(ハワイ島)」というプログラムに拡大展開する予定だ。 ハワイを舞台に選んだ理由は、伝統的な人気観光地でありながら、環境意識が高く、近年電気自動車の利用が増加していることから、本プログラムに最適であると判断したため。ヒョンデは本プログラムを通じて、旅行先でのEV体験を提供し、旅をより豊かで便利なものにすることで、顧客満足度の向上とブランド認知度の拡大を狙う。 今回の協業は、まず本プログラムを中心に各地域に適した形でEV体験プログラムを展開していく予定。まずは日本人向けのプログラムから始めるが、将来的にはEVの需要を考慮し、適切な地域での拡大を計画している。 ※ZEV(Zero Emission Vehicle):走行時に二酸化炭素等の排出ガスを出さない電気自動車(EV)や燃料電池自動車(FCEV)の総称 ■Hyundai Motor Company(ヒョンデ モーター カンパニー)について 1967 年に設立された Hyundai Motor Company は、世界 200ヵ国以上で事業を展開し、12 万人以上の従業員を雇用しており、世界中のモビリティに関する現実的な課題に取り組んでいる。ブランドビジョンである「Progress for Humanity」に基づき、ヒョンデはスマートモビリティ・ソリューション・プロバイダーへの転換を加速している。ヒョンデは、革新的なモビリティソリューションを実現するために、ロボティクスや Advanced Air Mobility(AAM)などの先進技術に投資し、未来のモビリティサービスを導入するためのオープンイノベーションを追求している。世界の持続可能な未来のために、HyundaiMotor は業界をリードする水素燃料電池と電気自動車技術を搭載したゼロエミッション車を導入するための努力を続けていく。 ■Hilton Grand Vacations(ヒルトン グランド バケーションズ)について ヒルトングランバケーションズは、タイムシェアの業界のリーディングカンパニーとして知られている。米国フロリダ州オーランドを本拠とし、第一級の行楽地におけるタイムシェア・リゾートの企画・開発・販売・運営を行うと共に、ヒルトン・グランド・バケーションズ・クラブおよびヒルトンクラブを運営している。現在、70万組を越えるクラブメンバーに、厳選された質の高いリゾート交換プログラム、観光旅行、予約サービスを提供している。日本では、ヒルトン・リゾーツ・マーケティング・コーポレーション(東京都新宿区⻄新宿:代表 ジェフリー・バーニアー)が事業を運営している。
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