野田氏、出馬是非を近く判断 有志が要請、泉氏は警戒感
来月7日告示の立憲民主党代表選を巡り、野田佳彦元首相(67)は19日、地元・党千葉県連の奥野総一郎代表ら有志から立候補の要請を受けた。野田氏は「大変重い。迫力ある代表選にしなければならず、果たして自分でいいのかどうか熟慮したい」と応じた。記者団の取材に「決断は迫られている」として近く判断する考えを示した。再選出馬の意向を固めている泉健太代表(50)は警戒感を強めた。 枝野幸男前代表(60)は、21日に記者会見を開くと発表した。立候補を正式表明する。泉、枝野両氏の出馬が見込まれる中、野田氏の判断が注目される。 要請には、千葉県連所属の国会議員や県議ら約40人が参加した。