今季限りで現役引退の元日本代表MF水野晃樹氏、岩手GM兼強化部長に就任「今度は違う立場からチームを立て直し支えたい」
いわてグルージャ盛岡は25日、神野卓哉GM兼強化部長が退任し、今季限りで現役を引退した水野晃樹氏のGM兼強化部長就任を発表した。 【写真】影山優佳さんが撮影した内田篤人氏が「神々しい」「全員惚れてまう」と絶賛の嵐 04年に千葉でプロキャリアをスタートさせた水野氏は、08年1月にスコットランドのセルティックに移籍。10年6月に日本に復帰すると、柏、甲府、千葉、仙台、鳥栖、熊本、相模原、はやぶさイレブンを渡り歩き、23年から岩手に加入し、今年9月に今季限りでの現役引退を発表していた。 07年3月には恩師イビチャ・オシム監督の下で日本代表も飾っている水野氏は、クラブを通じ、「来季からいわてグルージャ盛岡のGMに就任することになりました水野晃樹です。JFLに降格した悔しさを今度は違う立場からチームを立て直し支えたいと思います。プレーヤーの時と同じように情熱を注ぎながら昇格へ向けサポートして行きたいです。手と手を繋ぎ皆様と共に成長して1年で昇格しましょう。よろしくお願いします。」とコメントしている。 クラブは同日、役員体制変更を発表。代表取締役社長兼オーナーの秋田豊氏、代表取締役副社長の中村文哉氏が同日をもって退任し、NOVAホールディングス株式会社代表取締役の稲吉正樹氏が代表取締役オーナー、坂本太樹氏が代表取締役社長に就任することを発表している。 また、株式会社いわてアスリートクラブが発行する株式の33.4%について、NOVAホールディングス株式会社と秋田氏が株式譲渡契約を締結し、公益社団法人日本プロサッカーリーグにおいて、株式譲渡の承認がされたことを発表。これにより、NOVAホールディングス株式会社が保有する株式は全体の51.4%となるようだ。