【今週の数字】モダンリテール編(10/4~10/10): Amazon がAIで配送時間30分短縮、ほか
.ad-wrapper,.advertisement,#header-ad-wrapper {display:none !important} 「Numbers to know」は、モダンリテールが注目するニュース(10月4日(金)~10月10日(木))を数字とともにご紹介します。 90%
H&Mのダウン・フェザーの90%はリサイクル
H&Mは、2025年末までに新品のダウンやフェザーの使用を段階的に廃止し、消費者から回収されたリサイクル素材のみを使用する計画を発表した。現在、同社の製品に使用されているダウンやフェザーの約90%はリサイクルされたもの。動物愛護団体PETAは、動物由来の素材の使用に反対し、今年のH&M株主総会で抗議活動を行った(ロイター提供)。 30分
Amazon、ドライバーの配達時間をAIで短縮
Amazonは新しいAIツール「Vision Assisted Package Retrieval(VAPR)」を導入した。配達ドライバーが荷物を効率的に見つけるための技術で、配達すべき荷物には緑のサークルを、後回しの荷物には赤い×を表示する。このツールは1回の配達で約30分の時間短縮を目指しており、来年には1000台の配達バンに導入される予定だ(Bloomberg)。 170店舗
Amazonのジャストウォークアウト導入店舗
Amazonのレジなし技術「ジャストウォークアウト(Just Walk Out)」を統括していたジョン・ジェンキンス氏が同社を退社し、電動キックボードなどのシェアリングサービス「ライム(Lime)」の最高技術責任者(CTO)に起用された。リテールテックに関わる専門家の需要が、ほかの業界でも高まっているものとみられる。 現在、ジャストウォークアウト技術は、170店舗以上のサードパーティーストア(空港、スタジアム、大学、病院など)に導入されている。2024年にはこれまででもっとも多くの店舗が「Just Walk Out」技術を導入する予定で、既存の店舗数が倍増する見込みだ(theinformation.com, amazon.com)。 編集/戸田美子
編集部