空港の立入禁止エリアに密着 到着から出発までわずか40分 空の職人たちのプロ魂 大分
給油と同時に、手荷物の積み下ろし
さて、給油車と同時に機体のそばに到着したのは、手荷物などの積み下ろしを行う「ベルトローダー車」。この飛行機では、ひとつひとつ手作業で荷物の積み下ろしを行っていた。「これがスピーディーにできないと到着ロビーでお客様をお待たせしてしまうので。スピーディーかつ正確に」と平野さんは話す。 飛行機から降ろした手荷物は手荷物仕分け場へ。「空の職人」たちのスムーズな作業により、手荷物は飛行機到着からわずか10分程で乗客の元へ届くこととなる。
次の出発のため、移動!
飛行機の正面にある車両は「トーイングカー」。所定の位置まで飛行機を牽引するための車です。 飛行機は自分でバックすることができないため、トーバーという金属のバーを介してプッシュバックが行われる。
いよいよ出発
ちょうどその頃、手荷物の積み込みも給油も終了。専用車が引き上げていき、パッセンジャーボーディングブリッジが外されると、いよいよ出発のとき。 ゴーサインが出たらプッシュバックが開始する。 トーイングカーは、重さ50トン。牽引する飛行機は およそ71トン。実はとても力持ちな車なのだ。
無事、定刻に出発!
到着から約40分。定刻で出発。滑走路に到着し、トーバーが外される。 最後は車から降りて みんなでお見送り。 飛行機はわずか40分で準備を完了し、羽田へと旅立った。 大分空港を深掘りすると「定時運航の裏側には 空の職人たちのプロ魂が存在する」ということが分かった。
テレビ大分