提供元：九州朝日放送

福岡市で今月１日にみつかった死んだカモから、鳥インフルエンザの陽性が確認されました。福岡県内での鳥インフルの確認は今シーズン初めてです。 福岡県によりますと、福岡市で１日、死んだヒドリガモ１羽が見つかり、その後の国立環境研究所での遺伝子検査で７日に鳥インフルエンザの陽性反応が出たということです。県内での陽性確認は今季初めてです。 今後は高い感染力と致死率の「高病原性」かどうかの確認が進められます。また、環境省はカモの回収地点から半径１０キロ圏内にあたる福岡市・春日市・大野城市などを野鳥監視重点区域に指定しました。 県が確認したところ、８日までに周辺で飼養されている鳥に異常はみられず、県内の養鶏場などに改めて注意を呼びかけています。