「投票に連れて行ける動物は?」大学生が高校生に「選挙」をテーマに授業 福岡・久留米市
若者に、選挙への意識を高めてもらうための取り組みが行われました。久留米市の大学生が、年齢の近い高校生に向けて選挙をテーマにした授業を開きました。
12日、久留米市の南筑高校には3年生およそ200人が集まりました。「先生役」になったのは久留米大学の学生6人で、選挙についての授業を行いました。この授業は、久留米市の選挙管理委員会が、大学や高校と連携して進めている取り組みの一つです。久留米大学で「地域の課題解決」を学ぶ学生たちは、選挙啓発サポーターに認定されています。 ■先生役の大学生 「選挙に連れて行ける動物はなんでしょう。」 大学生は選挙についての身近なクイズを出題するなど、工夫を凝らします。 ■先生役の大学生 「正解はイヌでした。盲導犬などの介助犬と認められれば、投票所の中や、投票箱の前まで一緒について行くことができます。」
選挙権を持つ18歳の生徒も授業に参加しました。 ■高校生(18) 「日本の将来をより良くしてくれる人が内閣総理大臣になってくれたら、もっとより良い日本になる一歩が踏み出せると感じている。」 ■高校生(17) 「公約をちゃんと知ることが大事だと思う。」 ■先生役の大学生(20) 「投票所に行かなくてもスマートフォン、インターネットで投票できるようになれば、投票率もかなり上がるのではないかと思う。」 授業を行った大学生たちは「今後も高校生と一緒に選挙について学んでいきたい」と話してました。