激辛だけどウマい! 冬しか買えない長野名物「はんごろしキムチ」を一番美味しく食べる方法とは?
ご飯×はんごろしキムチはゴールデンコンビ
まずは、炊きたてのご飯に合わせてみましょう。湯気の立つ白米にひとつまみのはんごろしキムチを置いて、リフトアップ。ピリリとした辛さの後に、ふっくらとしたお米の柔らかさが訪れ、ホッと一息。その後に旨味の余韻がものすごく長く残ります。辛子明太子など辛いもの×ご飯は相性が良いものですが、これも例に違わずものすごく合う。まさに黄金のコンビネーションと言えるでしょう。 しかも、ご飯の食べ方を変えることで、辛さを自在に調整できるのがイイ。例えば激辛を優先したい人は、キムチを多めに食べて、その後にご飯をかっこむと、ご飯を食べた後も辛さが残り続けます。逆に辛いものが苦手な人は、少量のキムチでご飯を食べるとちょうどいいはず。食べ方によって見せる顔がコロコロ変わるはんごろしキムチのポテンシャル、恐るべし。
はんごろしキムチ×納豆は一体感がスゴい!
続いて、納豆に混ぜてみると……納豆の香りがキムチの辛味に覆われて、少しマイルドになります。そして実際に食べてみると、食感がとても気持ちいいことに驚きました。納豆にネギを混ぜたときのように、納豆のクニクニとした弾力のある食感に、歯切れのいいシャキッとした食感が加わって、クセになりそう。 もちろん辛さと旨味を納豆に追加しているわけなので、奥行きのある味に進化。トータルバランスがパワーアップしていて、別の料理になったように感じるほど。毎日食べたくなる味わいでした。
はんごろしキムチ×ゆでたまごは破壊力抜群!
はんごろしキムチとゆでたまご。この組み合わせは、冒頭に出てきた長野の友人のイチオシの食べ方です。ゆでたまごといえば、醤油、塩、マヨネーズとあらゆる調味料と相性がいいのでこれも美味しそうな予感しかしません。 ゆで卵にキムチをのせてパクリ。うーん、やっぱり美味しい! 黄身の主張が強いからか、一体感という点では納豆には劣りますが、逆に言えば混ざりきらないからこそ、かじる場所やのせ方によって、さまざまな旨さが楽しめます。ここに日本酒や焼酎を合わせると、さらなる旨さの桃源郷が広がりそうな気がします。