10日間に4万人超避難 ギャング関連の暴力増加 ハイチ首都
【ニューヨークAFP時事】国際移住機関(IOM)は25日、ギャング関連の暴力増加により治安悪化が著しいハイチの首都ポルトープランスで、今月11~20日の10日間に4万人以上が自宅を追われたと明らかにした。 2回以上の避難を余儀なくされた人も含まれ、過去2年間で最悪のペースという。 ポルトープランスとその周辺では過去2週間、ギャングの連合体に絡む衝突が頻発。ハイチ全土で70万人以上が避難を強いられたといい、IOMハイチ事務所トップのグッドスタイン氏は声明で「これは単なる人道上の挑戦ではない。われわれの共同責任が試されている」と訴えた。