ナビスコ「リッツ」vsルヴァン「プライム」を比較 クラッカーの色や食感は?【買うならどっち? 独自目線でジャッジ】
【買うならどっち? 独自目線でジャッジ】クラッカー編 食欲の秋といいますが、少し気温が下がりましたのでお酒もおいしく感じるようになりました。 「びっくりドンキー」の店舗がボロいのには理由があった! 今年のボージョレ・ヌーボー解禁日、11月21日が待ち遠しいですね。 わが家は足の踏み場もないほど散らかっているのでできませんが、自宅でワインパーティーをするところも増えるでしょう。 そんな時に出番なのがクラッカーです。 クッキーはお腹が膨らむせいか、コンビニやスーパーに多くの種類が並んでいますが、クラッカーは、そんなに販売スペースを取ってないですね。 時短ブームは軽食代わりにもなるクッキーやクラッカーの販売にも好影響です。世界的には、グルテンフリー、全粒粉、砂糖不使用なども増えていて、市場が成長しています。 クラッカーといえば、定番のモンデリーズ・ジャパンの「ナビスコ リッツ」クラッカーですが、ヤマザキビスケットの「ルヴァン プライム」も負けてはいません。 今回はこの2つのクラッカーを比較します。 どちらも赤色のパッケージで13枚入りが3パック入っています。合計39枚です。ビスケットとも呼ばれていますが、名称はクラッカーになっています。 ナビスコは内容量として128グラムとあり、ルヴァンは1パック44.8グラムとあるので3個分で134.4グラムになります。値段は2つとも近くのドラッグストアで192円(税込み)でした。 ルヴァンは、1パック13枚当たりのエネルギーは227キロカロリー。脂質は11.4グラム、食物繊維は0.8グラム、糖質は27.6グラムです。 一方のナビスコは、6枚当たりのエネルギーが102キロカロリー。脂質は4.8グラム、食物繊維や糖質は表示が見当たりません。 ルヴァンは国内、ナビスコはモンデリーズ・インターナショナルの自社工場の製造です。これが、味にどう反映されているのでしょう。 試してみます。 開け方は、ルヴァンのほうは箱の上から簡単に開けることができますが、ナビスコは破かないといけませんでした。 1個ずつの大きさは、1ミリくらい違うかもしれませんが、ほぼ同じです。でも色が違います。ナビスコは薄い茶色で、ルヴァンは焦げてはいませんが、こんがりしっかり焼いている茶色です。 ナビスコは色が薄いだけ軽くてサクサク感があります。ややしょっぱい印象もあります。ルヴァンはふんわり、しっかり、もっちりしています。ピザの生地でいえば、ナビスコがクリスピーの薄地で、ルヴァンが昔からのレギュラークラストという感じでしょうか。 私は塩っぽくなくて食べた感じのあるルヴァンがいいかな。でもチーズをのせると塩っぽかったり……。あっさりサクサクのナビスコでもいいかのかもしれません。 (柏木理佳/生活経済ジャーナリスト)