（日刊SPA!）

―［恋愛コーチ・関口美奈子］― 　YouTubeで日々、恋愛心理を中心とした男女の恋愛観に関する情報発信をしています、結婚相談所「エースブライダル」主宰の関口美奈子です。 　これまでに3万人以上の男性と向き合ってきた私の実体験と男女の心理に関する研究データから、リアルで実用的な情報をお伝えしたいと思います。

50代になっても女性からの好感度は上げられる

　こんにちは、紳士の皆さん。今回は、ある50代男性の興味深い体験をもとに、女性との関係性を改善するためのアドバイスをお伝えします。 　彼は”話し方”を少し変えただけで、女性からの好感度が驚くほど上がったそうです。その秘訣を、大人の男性の皆さまにお伝えしましょう。

①積極的傾聴：真の「聞き上手」になる

　まず最初に、この50代男性が意識したのは「聞き上手」になることでした。ただ黙って聞くだけでなく、積極的に相手の話に耳を傾ける姿勢を示すのです。 　たとえば、デート中に「今日はどんな一日でしたか？」と質問し、相手の話を遮ることなく最後まで聞きます。そして、「大変だったんですね」や「それは嬉しかったでしょう」など、相手の感情に寄り添うコメントを返します。 　このような姿勢は「私の話をしっかり聞いてくれている」という印象を与え、好感度アップにつながります。ビジネスの場面でも有効なスキルですね。

②柔軟な言葉遣い：威圧感を減らし、親しみやすさを演出

　次に、この男性が意識したのは言葉遣いです。普段使っている言葉を少し柔らかくすることで、威圧感を減らし、親しみやすい印象を与えることができます。たとえば、次のような言い換えはとても公開です。 -「わかった」→「なるほど、そうですね」 -「違う」→「そうでしょうか？」 -「～しなければならない」→「～した方がいいかもしれません」 　こうした小さな変化が、相手に与える印象を大きく変えるのです。女性たちからは「話しやすい」「親しみやすい」といった評価が得られるようになりました。

③的確な褒め方：観察力と気遣いを示す

　3つ目のポイントは、相手を適切に褒めることです。ただし、表面的な褒め言葉ではなく、相手の努力や工夫を見抜いて、具体的に褒めることが重要。たとえば、以下のようなイメージがです。 -「髪型が変わりましたね。とても印象的です」 -「その色の選び方、センスがいいですね」 -「いつも努力されているのを感じます。尊敬します」 　このような褒め言葉は相手の自尊心を高め、好感度アップにつながります。同時に、あなたの観察力と気遣いのよさも示すことができるのです。