F1第21戦、フェルスタッペンが17番グリッドから優勝、チャンピオン争いに断!?【ブラジルGP 決勝】
角田裕毅は自己最上位の3番グリッドから7位フィニッシュ
RBの角田裕毅は土曜日の雨のため日曜日の午前中に行われた予選で、ノリス、ジョージ・ラッセル(メルセデス)に次ぐ自己最上位の3番グリッドを獲得。決勝では雨の中で上位をキープしていたが、赤旗中断後のリスタートでオーバーランして8位に後退。それでも7位入賞を果たし6ポイントを獲得した。 3番グリッドからスタートした角田裕毅は、雨が降ってグリップが低下し、マシンの性能差が縮まり、ドライバーのスキルが際立つ中、序盤、好位置をキープ。 もうひとつの注目はアルピーヌ・ルノーの健闘。2位にオコン、3位にガスリーが入り、アルピーヌはコンストラクターズ選手権でハースとRBを上回り6位に浮上を果たした。ガスリーはスプリントでも6位に入賞している。 なおそのスプリントでは、スプリント予選でポールポジションを獲得したオスカー・ピアストリと2番手のノリスがレースをリード。最終的にはチームオーダーで2人が順位を入れ替えてフィニッシュした。 次戦第22戦ラスベガスGPは、11月23日、アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガスのラスベガス・ストリップサーキットで開催される。(文:新村いつき)
2024年F1第21戦ブラジルGP リザルト
■2024年F1第21戦ブラジルGPスプリント 結果 1位 4 L.ノリス(マクラーレン・メルセデス) 24周[8] 2位 81 O.ピアストリ(マクラーレン・メルセデス) +0.539s[7] 3位16 C.ルクレール(フェラーリ)) +5.656s[6] 4位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダRBPT) +6.497s[5] 5位 55 C.サインツ(フェラーリ)+7.224s[4] 6位 63 G.ラッセル(メルセデス)+12.475s[3] 7位 10 P.ガスリー(アルピーヌ・ルノー)+18.161s[2] 8位 11 S.ペレス(レッドブル・ホンダRBPT)+19717s[1] ───────────── 9位 30 L.ローソン(RB・ホンダRBPT) +20.773s 15位 22 角田裕毅(RB・ホンダRBPT)+41.374s ※[ ]=獲得ポイント ■2024年F1第21戦ブラジルGP決勝 結果 1位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダRBPT)69周[25] 2位 31 E.オコン(アルピーヌ・ルノー)+19.477s[18] 3位10 P.ガスリー(アルピーヌ・ルノー)+22.532s[15] 4位 63 G.ラッセル(メルセデス)+23.265s[12] 5位 16 C.ルクレール(フェラーリ)+30.177s[10] 6位 4 L.ノリス(マクラーレン・メルセデス)+31.372s[8] 7位 22 角田裕毅(RB・ホンダRBPT 11 )+42.056s[6] 8位81 O.ピアストリ(マクラーレン・メルセデス)+44.943s[4] 9位 30 L.ローソン(RB・ホンダRBPT)+50.452s[2] 10位 44 L.ハミルトン(メルセデス)+50.753s[1] ───────────── 11位 11 S.ペレス(レッドブル・ホンダRBPT)+51.331s ファステストラップ 1 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダRBPT)[1] ※[ ]=獲得ポイント。 ■2024年F1ドライバーズランキング(第21戦終了時) 1位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル) 393 2位 4 L.ノリス(マクラーレン)331 3位 16 C.ルクレール(フェラーリ)307 4位 81 O.ピアストリ(マクラーレン)262 5位 55 C.サインツ(フェラーリ)244 6位 63 G.ラッセル(メルセデス)192 7位 44 L.ハミルトン(メルセデス)190 8位 11 S.ペレス(レッドブル)151 ───────────── 11位 22 角田裕毅(RB)28 ■2024年F1コンストラクターズランキング(第21戦終了時) 1位 マクラーレン 593 2位 フェラーリ 557 3位 レッドブル 544 4位 メルセデス 382 5位 アストンマーティン 86 6位 アルピーヌ 49 7位 ハース 46 8位 RB 44
Webモーターマガジン編集部