ボストン連銀総裁、12月の利下げ「確実に選択肢」-米紙WSJ
(ブルームバーグ): 米ボストン連銀のコリンズ総裁は、連邦公開市場委員会(FOMC)はいずれ政策金利の引き下げペースを減速させる必要があるとしつつ、12月会合での利下げについては「確実に選択肢」だと述べた。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで語った。
総裁は、米経済には強さの新たな兆候が見られるものの、インフレの加速を示す証拠は見当たらないと指摘。このところ高めに推移しているインフレ指標については、「過去に見られたショックの中長期的な力学の影響」を反映していると述べた。
現行の金融政策については景気抑制的だとの考えを示しつつ、景気抑制的なスタンスの維持は支持していないと語った。
また、12月のFOMC会合の前に政策当局者はさらなるデータを入手することになると述べた。
原題:Fed’s Collins Says Rate Cut on Table in December: WSJ(抜粋)
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Jonnelle Marte