【高校野球・秋季近畿大会】東洋大姫路が智弁和歌山を破り17年ぶり4度目の優勝 エース阪下が9回7安打1失点で完投勝利
■高校野球 近畿秋季大会・決勝 東洋大姫路5ー1智弁和歌山 (4日 神ほっともっとフィールド) 東洋大姫路(兵庫1位)は智弁和歌山(和歌山1位)を破り2007年以来17年ぶり4度目の秋季近畿大会の優勝を飾った。エース右腕・阪下漣(2年)が9回を7安打1失点で完投勝利を挙げ今大会は27回2/3を投げ1失点の快投を見せた。打線は3回に3本のタイムリーを集中させ一挙、4点を先制し試合を優位に進めた。智弁和歌山は初優勝はならなかった。 東洋大姫路は明治神宮大会で東北大会代表・聖光学院(福島)と20日に初戦で対戦する 後攻の東洋大姫路の先発はエース右腕でプロ注目の阪下漣(2年)。阪下は今大会で準決勝まで18回2/3を投げ無失点、初回は三者凡退に抑える立ち上がり。 阪下は2、3回と得点圏に走者を進めるも先制点を与えない。すると東洋大姫路は3回、先頭打者が四球で出塁し1死二塁から3番・見村昊成(2年)がセンターへタイムリーツーベースを放ち先制。 さらに2死二・三塁とすると6番・白鳥翔哉真(2年)がセンターへタイムリー、四球を挟み2死満塁から8番・渡辺裕太(1年)がセンターへ2点タイムリーを飛ばし、4ー0とする。 直後、阪下は4回に2本のヒットを許し2死一・三塁とすると7番・大谷魁亜(2年)に遊内安打タイムリーで今大会で初めて失点する。 だが東洋大姫路は4回の攻撃で1死一・三塁から5番・高畑知季(2年)が投前にスクイズを決め、5ー1と再びリードを広げた。 阪下は5回以降は安定したピッチングを披露し2安打に抑え二塁も踏ませず9回を7安打、1死球、3奪三振の1失点で完投勝利を挙げた。