日本海側で体温超えの暑さ 太宰府は年間猛暑日日数46日で国内歴代1位タイ
今日27日は日本海側を中心に気温が高く、富山市や福岡県朝倉市、熊本県甲佐町で38℃以上と体温を超えるような暑さとなっています。福岡県太宰府市では午後1時までに37.2℃と、今年46日目の猛暑日となり、年間猛暑日日数の国内歴代1位の記録に並びました。明日28日は雨の範囲が広がるため、猛烈な暑さはようやく落ち着くでしょう。ただ、湿度が高いため、引き続き熱中症対策を忘れずに。また、週末にかけては停電時の暑さ対策も必要になりそうです。
日本海側はフェーン現象で高温に
今日27日、本州付近には暖かく湿った空気が流れ込んでおり、日本海側ではフェーン現象が発生して気温が高くなっています。午後1時までの最高気温は、富山市38.5℃、福岡県朝倉市と熊本県甲佐町で38.2℃と、体温を超えるような暑さとなっている所もあります。 福岡県太宰府市では午後1時までに37.2℃まで上がり、今年46日目の猛暑日となりました。これは、2023年の群馬県桐生市の計46日に並び、年間猛暑日日数の国内歴代1位の記録です。さらに、太宰府市は今日まで40日連続の猛暑日となっており、連続猛暑日日数の国内最長記録を更新中です。 また、福岡市では37.4℃まで上がっており、今年30日目の猛暑日に。福岡市の年間猛暑日日数1位タイ(2013年の計30日に並ぶ)となりました。 そのほか午後1時までの最高気温は、京都府舞鶴市や鳥取県米子市36.9℃など、80地点以上で猛暑日となっています。
猛烈な暑さ ようやく落ち着く ただ、蒸し暑さは続く
明日28日は、台風10号や湿った空気の影響により、曇りや雨の範囲が日本海側にも広がるでしょう。このため、明日は今日ほど気温が上がらない所が多く、体温を超えるような猛烈な暑さはようやく落ち着きそうです。 ただ、それでも九州から関東、東北南部では最高気温が30℃を超える所が多く、一部では35℃以上の猛暑日も予想されています。湿度も高く、体にこたえる蒸し暑さが続くでしょう。また、雲の切れ間から日が差すと、予想以上に気温が上がることも考えられます。引き続き熱中症対策を忘れないようにしてください。