「30センチ必要なのに厚さわずか3センチ」“空洞だらけ”のトンネル施工不良 原因は「施工業者の倫理観欠如」調査報告書で結論付ける 知事「規模は車の認証不正に匹敵」と糾弾
開通遅れで延滞金…損害賠償の請求を検討
また、開通時期が2年遅れに伴う延滞金や逸失利益などについてどのように算出するかなど検討しているということです。 (岸本知事) 「現在どのような形で請求ができるのか。弁護士さん、それから国交省さんともですね綿密に相談しながら進めていると聞いております。損害賠償はする方向で今準備を緻密にしているというところでありますので結果報告を聞いておりませんがきちんと詰めた上で皆様にも報告できるタイミングが出てくるのかなと思っております」 現場所長の安易な判断から、トンネルの7割にも及ぶ施工不良が及んだ今回の問題。いつ起こるか分からない災害のう回路として活用するはずだった地元の人にとっても、早期の開通が望まれます。