【UFC】マネル・ケイプがキレッキレの動きで4連勝中のシウバを滅多打ちTKO「パントージャを滅ぼせるのは俺だ」
2024年12月14日(日本時間15日)米国フロリダ州タンパのアマリーアリーナにて『UFC Fight Night: Covington vs. Buckley』(U-NEXT配信)が開催された。 【写真】2Rは反則のローブロー減点もあり2P差でケイプが取っていた ▼フライ級 5分3R 〇マネル・ケイプ(アンゴラ/ポルトガル)20勝7敗(UFC5勝3敗) [3R 1分57秒 TKO] ※左右ラッシュ ×ブルーノ・シウバ(ブラジル)14勝6敗(UFC4勝3敗) 元RIZINバンタム級王者で現UFCフライ級9位のケイプに対し、12位のシウバは4連勝中。ラスベガスを拠点にトレーニングに励むケイプは、現王者のアレッシャンドリ・パントージャとUFCデビューした朝倉海の両者と対戦しており、7日のタイトルマッチも現地で生観戦。海が勝てば「日本でケイプvs.朝倉海 3を」と望んでいた。 1R、ともにオーソドックス構え。ケイプは細かくジャブを突き、シウバの右オーバーハンドをかわし、シウバの組みも切る。 ガードが低めに上下に腕を散らすケイプに、シウバは右の飛び込み。かわすケイプに、シウバは右をヒット! しかしローキックがローブローに。 再開。右カーフを当てるケイプはスイッチ。オーソに戻してシウバの首相撲からのヒザをかわして右ヒザ。シウバの左前蹴りが金的に入り、中断。ケイプは股間を押さえる。 再開。いきなり右カーフを当てたシウバ。スイッチしたケイプは左跳びヒザ。掴んだシウバに離れるケイプ。左から右で跳び込む。ケイプのラウンドに。 2R、右カーフのシウバ。左インローを返すケイプにシウバはダブルレッグでドライブするが切るケイプ。 シウバの前蹴りの打ち終わりに左右をまとめて、シウバを出血させるとマタドールの動きを見せる。そこに詰めるシウバにケイプは回転速く左右も、シウバはまたも右前蹴りでローブロー。 中断。悶絶するケイプ。シウバにイエローカード減点。 再開。シウバの左右に右を当てて右ローに繋ぎ、シウバのテイクダウン狙いを速攻で切るケイプは、後ろ手にしてアデサニヤのポーズも見せる。 顔面を赤くするシウバにケイプは右をかわして左を打ち込む。シウバの大きな右オーバーハンドをかわすケイプ。ワンツーの飛び込みから今度は歩くように左右、さらに右を当ててシウバをのけぞらせる。 シウバはシングルレッグからすぐに上体を上げてヒザ蹴り。さばくケイプは右関節蹴り。左ミドルを当ててホーンを聞いた。キレッキレの動きのケイプ。 3R、シウバの指がアイポークと主張するケイプだが、続行。連打でラッシュするシウバにケイプは回りながらさばくと右手を張り手のようにはたいて右アッパー、左右ボディ打ち、ガード固めるシウバに集中打。打ち返しもさばいたシウバは左前蹴りをボディと下腹部の際どい部分に突き刺し、ボディを効かせて、左右連打! ケージ背にうずくまったシウバにケイプは踵を返して、すぐにダナ・ホワイトの前に歩いてアピール。 ダナ代表から「いまこの瞬間を楽しめ」と言われ、マット中央に戻った。 試合後、ケイプは「みんなに感謝したい。カイカラ(フランス)、俺が次のパントージャの相手候補だ。誰も俺のようには戦えない。パントージャと戦わせてくれ。パントージャを滅ぼせるのは俺だ。新しいPPVスターだ」と次期挑戦者だとアピールした。