町の未来を考えるプロジェクト 官・民タッグで課題解決へ【長野・信濃町】
信濃町では、民間企業と町がタッグを組んで問題解決に取り組んでいます。 草に覆われた住居。雪の重みで屋根が壊れ、10年以上経つ空き家です。野尻湖では海外資本によるリゾート開発が計画されています。 信濃町で行われた町の未来を考えるプロジェクト。空き家問題に加え、公共交通の問題、Uターンの増加など地域の課題は町の職員だけでは解決できないことが多くなっています。 ■信濃町総務課・川口彰さん 「日常業務も色々な制度とか複雑になってきている中で、さらに新しい課題にっていうのは相当の、だけど人口も減っているので、そんなに人も投入できないですし…」 そこで集まったのが民間を交えたこの取り組み。こちらのグループ、所属はバラバラ。 官民が一帯となって様々な視点から解決策を見つけるとともに、課題に取り組む人材の育成も目指しています。 ■NTT東日本長野支店・村瀬輝光さん 「他社との連携の中で地域の課題を解決するような『検討の集合体』みたいなものの礎になったら良いかなと思っている次第です」 問題解決に向けた検証を進め、8月に発表会を開く予定です。