【日本市況】円8カ月半ぶり高値、日米金利差の縮小観測-株式は続落
SMBC日興証券の田未来シニア金利ストラテジストは、日銀オペ結果は残存1年超3年以下、3年超5年以下の落札金利が低かったとし、「5年債利回りが0.5%を下回るなど相場は強いという印象だ」と述べた。「米金利低下や大統領選テレビ討論会を受けてドルが下がり、株安となったことで債券が買われた」との見方も示した。
日銀は午前の金融調節で定例の国債買い入れオペを通知。対象は残存期間1年超3年以下、3年超5年以下、5年超10年以下、25年超。買い入れ額はいずれも前回オペから据え置いた。オペ結果によると、残存1年超3年以下、3年超5年以下の応札倍率が低下し、需給改善を示した。
日銀:国債買い切りオペ一覧 (表)
新発国債利回り(午後3時時点)
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--取材協力:横山桃花、Winnie Hsu.
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Saburo Funabiki, Hideyuki Sano, Hidenori Yamanaka