小池都知事が定例会見8月31日(全文1)プラスチックごみ削減のアイデア募集
復興オリンピック・パラリンピックへ向けた、海外メディアツアーについて
さて、次がオリパラ関係であります。復興オリンピック・パラリンピックへ向けた、海外メディアツアーについてのお知らせであります。これまで都といたしまして何度も申し上げてまいりましたように、被災地の復興なくして大会の成功はないという、その理念の下で復興に向けて力強く歩む、その被災地の姿を世界に発信してきたわけであります。このたび、世界中から、今度はメディアの皆さんが日本に来られる、ワールドプレスブリーフィングが9月4日から開催されると。これに合わせまして、そこに参加される海外メディアの方々に、実際に東日本の大震災の被災地にも行っていただいて、取材をしていただくと、実際見てくださいという、そういう取り組みであります。 ワールドプレスブリーフィング終了後、9月の8日、週末になりますが、土曜日にまず、宮城県を訪問していただきます。オリンピックのサッカー会場である宮城スタジアム、それから東松島市の宮野森小学校というところがあるんですが、そちらでアスリートによる訪問授業、それからまた東日本大震災で大きな被害を受けました女川町などを取材をしていただくという、そういう手はずを整えております。その翌日の9日、日曜日には、今度は福島県を訪問していただいて、昭和村の小学校で実施されます、村民の方々とオリンピアンによる運動会、それから原発事故による風評被害を払拭するということで、会津若松市内の酒蔵など、酒造などで、福島の食文化などを実際に取材していただくというものであります。 東京2020大会の原点は、あらためて申し上げますと、やはり復興オリンピック・パラリンピックでございます。現地で直接取材をしていただく、スポーツの持つ力を通じて元気を取り戻しつつある被災地の姿、そしてまた子供たちの笑顔や、復興支援の感謝を世界中に発信していく、それがまた大会の成功につながっていくと、このように考えております。ということで、さまざまな項目でございますが、私からのご報告は以上であります。 【連載】小池都知事が定例会見(2018年8月31日) 全文2へ続く