国内唯一の“生きた恐竜”コモドドラゴン 東山動植物園で一般公開はじまる 初日は開園前から長蛇の列 新居も建設中だけど…まさかの入居条件が!?
東山動植物園にやってきた世界最大のトカゲ「コモドドラゴン」の一般公開が、8月23日から始まりました。ついに待望のご対面です! 【動画】“生きた恐竜”コモドドラゴン公開
行列の先頭は午前4時起き! タロウに会うため全国から続々来園
8月23日朝、名古屋市にある東山動植物園では、開園前にもかかわらず門の前に長蛇の列ができていました。みなさんのお目当てはコモドオオトカゲ、通称“コモドドラゴン”のタロウ。7月にシンガポールから東山動植物園にやってきて、この日いよいよ一般公開が始まったのです。
常滑市から来た一番乗りの男性は、朝4時に家を出て、開園の3時間前に来るという気合いの入りっぷり! 常滑市から来た男性: 「6時ごろに来ました。全国でここでしか見られないと聞いて。自分の好きなものなので」
列に並びながら熱心に図鑑を見ていた男の子は、ちょっとお疲れ気味の様子。それもそのはず、なんと岡山県から5時間かけ“コモドドラゴン”のために名古屋にやってきたのです。 岡山県から来た親子: 「(午前)0時に家を出て5時くらいに着いたんですけど、6時にここに着いて、すぐ並びに来ました。(コモドドラゴンの魅力は)大きさですかね。今日、誕生日なんですよ。公開日だから一緒に行こうって」
コモドドラゴンと2ショットを撮りたい親子に密着!
瀬戸市から来た小学5年生の豪くんと、お父さんの健太郎さんは、親子そろっては虫類が大好きです。 高尾健太郎さん: 「会社休みとってなんとか来ました。子どもが見たいと言って。コモドドラゴンに会いたくて、頑張って早起きした」
この日の二人の目標は、タロウと2ショット写真を撮ること! 午前9時、待ちに待った開園の時間です。展示場所は1週間前に下見に来ていて確認済み。豪くんは高鳴る気持ちに思わず駆け足になります。 迷わずまっすぐタロウのところへ行きましたが…タロウをひとめ見ようとする人で獣舎は大混雑! 体長は約2.7メートル、体重は約50キロ、“生きた恐竜”とも言われるタロウの姿に、みなさん大興奮のようです。
“コモドドラゴン”大好き高尾さん親子は、2ショットが撮れたのでしょうか。混雑の中で撮った写真を見せてもらうと、タロウがすこ~し小さいですが、何とか撮影に成功したようです。 高尾健太郎さん: 「感激です。もうこれ以外の言葉が出ないです、本当に」 高尾豪くん: 「(写真の出来は)現実を考慮して90点くらいかな」