6.5畳に「浴室、トイレ、収納たっぷりの脱衣所と室内干しスペース」を詰め込んだ快適な間取り
トイレでは壁埋め込み式の収納が活躍
トイレにはハウスメーカー標準で、壁埋め込み式の収納が設置されています(写真)。これがトイレットペーパーの予備や、掃除道具を収納する格好の場所に。 また、空間に余裕を持たせるため、タンクレスタイプにしました。そのため、トイレ内に手洗いがありませんが、洗面台がすぐ隣にあるため、そちらを活用できます。 トイレ内に手洗いがないことで、掃除の手間を省くことにも成功しています。
脱衣所は室内干しスペースにも活用
上は1.5畳の脱衣所です。だれかが入浴中であっても、気兼ねなく洗面所を使えるよう、洗面所と脱衣室は別々にしました。 脱衣所は、洗濯物の室内干しスペースとしても活用しています。24時間換気システムによって、家全体が計画的に換気されているおかげで、天候や時間に左右されずに洗濯物がよく乾きます。共働きのわが家は非常に助かっています。 そして、洗濯機の横にはあえて壁をつくり、可動棚を設置しました。 ここには以下のものを収納しています。 上段:洗濯ネットや入浴剤、ロボット掃除機の備品(交換用パーツなど) 中段:大人2名分のパジャマ、肌着、下着 下段:ロボット掃除機、オムツ用ゴミ箱 幅80×奥行き30cmほどのスペース。可動棚と無印良品の「やわらかポリエチレンケース」を組み合わせることで、有効に活用できています。
浴室はハウスメーカーの標準仕様に
浴室はハウスメーカーの標準仕様です。洗い場がもう少し広いタイプも選ぶことができましたが、わが家にはこのサイズで十分でした。洗面台と脱衣室を別にしたことで、気兼ねなく入浴ができています。 全部合わせて6.5畳という、わが家のコンパクトな水回りについて紹介しました。洗濯機の横に壁をつくり収納を確保したり、トイレ内手洗いを洗面所で代用したりといった工夫で、コンパクトでも使い勝手のいい水回りを、実現できたと感じています。
若宮響