「盗塁のチャンスを大いに損なった」大谷翔平、今季6本目の三塁打で現地が思わず“本音” 8回右翼への安打&38個目の盗塁マーク
ドジャースの大谷翔平が現地時間8月20日(日本時間21日)、本拠地でのマリナーズ戦に「1番・DH」で先発出場。5打数2安打の成績で、チームは6-3で勝利した。 【動画】走る!走る!大谷翔平が強烈なライナーを放ち三塁打! 大谷は0-3で迎えた3回の第2打席で右中間を抜ける今季6本目となる三塁打を放った。打球速度109.8マイル(約176.7キロ)の強烈なライナーだった。大谷はこれで4年連続で300塁打を達成した。 相手先発は右腕のブライス・ミラーで、今季はここまで9勝7敗、防御率3.29の成績。大谷は昨季対戦して3打数1安打2三振だった。この日、初回の第1打席で空振り三振に仕留められたスプリットを見事に捉えてやり返した。 しかし、続く2番のムーキー・ベッツは浅い中飛に打ち取られてタッチアップできず、右手中指を負傷し、のちに亀裂骨折が判明しながら出場しているフレディ・フリーマンは四球を選んで二死一・三塁となったが、テオスカー・ヘルナンデスは中飛に倒れて得点できなかった。 ドジャース専門メディア『Dodger Blue』はXで「ショウヘイは三塁打を打って、盗塁のチャンスを大いに損なった」と投稿。史上6人目の「40-40」が目前となっているため、現地も思わず本音をつぶやいた。 大谷は8回にも右翼へ強烈なライナーの安打で出塁。当たりが良すぎて慌てて一塁に戻ったが、すかさず二盗を決め、これで38個目の盗塁で史上6人目の「40-40」まであと1本塁打・2盗塁となった。 試合は0-3で迎えた4回に、ギャビン・ラックスとマックス・マンシーの一発でドジャースが反撃。7回は二死二塁からベッツの適時打で3-3の同点に追いつくと、8回に代打のジェーソン・ヘイワードの3ランで勝ち越して、そのまま逃げ切った。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]