これ、スリクソン?ゼクシオXよりやさしいぞ 新「ZXi MAX」ドライバー最速試打レポ
ツアーではその姿を散見していたが、ついにスリクソンの新シリーズ「ZXiシリーズ」の詳細が発表された。ドライバーは、「ZXi MAX」「ZXi」「ZXi LS」「ZXi TR」の4機種がラインアップ。今回の新製品レポートでは、スリクソンのドライバー史上初となる「MAX」を取り上げる。その特徴についてはギア知識が豊富なミタさんが解説。気になる飛距離性能、弾道、打感はアスリートゴルファーのコウタロウ(HS50m/s)とベテランゴルファーのシオさん(HS40m/s)が試打をした。
フェースセンターはスリクソン史上最薄!
【ミタさん】 皆さんお待ちかね、スリクソンの新ドライバーです。 【コウタロウ】 すごい期待していましたけど、「ZXi」という名前やラインアップも変わって、ちょっとビックリしました。 【シオさん】 前作までは寛容性の高い「5シリーズ」と、アスリート系「7シリーズ」というのが定番で続いていましたからね。 【ミタさん】 今作はスタンダードタイプが「ZXi」、ロースピンタイプが「ZXi LS」、ツアーモデルの「ZXi TR」、そこにスリクソンドライバー初の「MAX」が加わりました。
【コウタロウ】 完全リニューアルした感じですけど、性能的にはどうなんですか? 【ミタさん】 新しくフェース設計が変わりました。フェースのトウ側、ヒール側を厚くし、センターを薄くした「i-FLEX」構造を採用しました。センター部はスリクソン史上最も薄くなっています。 【シオさん】 2世代続いたリバウンドフレーム構造は? 【ミタさん】 もちろん継承しています。「i-FLEX」構造によってフェースがたわみやすくなったことで、リバウンドフレームの効果もさらに高くなりました。
【シオさん】 一番気になるのはやっぱり「MAX」なんですけど、どういうヘッドなんですか? 【ミタさん】 後方部に14グラムのウエートを配置したことで、4モデルの中で最も重心が深く、慣性モーメントも最大になっています。ちなみに松山英樹プロはプレーオフシリーズ最終戦のツアー選手権で「ZXi LS」を使いましたが、「ZXi MAX」もテストで打ち、「ラクっ!試合で曲がりはじめたら使おうかな」とコメントしていました。 【コウタロウ】 へぇ~、あの松山選手が。 【シオさん】 性能が気になりますね。さっそく打ってみましょう!