テニス=BJK杯、スロバキアが逆転勝利 イタリアとの決勝へ
[マラガ 19日 ロイター] - 女子テニスの国別対抗戦、ビリー・ジーン・キング・カップ(BJK杯)ファイナルズ(決勝大会)は19日、スペインのマラガで準決勝の1試合を行い、スロバキアが下馬評を覆し、イタリアとの決勝に進んだ。 英国と対戦したスロバキアは、シングルス第1試合で世界ランキング238位のビクトリア・フルンチャコバが元全米オープン女王のエマ・ラドゥカヌにストレート負けを喫したが、シングルス第2試合で同43位のレベッカ・スラムコワが同24位のケイティ・ボールターに2─6、6─4、6─4の逆転勝利。 そして、ダブルスによる第3試合でテレサ・ミハリコバ、フルンチャコバ組が、ヘザー・ワトソン、オリビア・ニコルズ組を6─2、6─2で下し、2002年以来となる決勝進出を果たした。 米国、オーストラリア、英国と強豪を破って勝ち残ったスロバキア。フルンチャコバはコート上のインタビューで「エマは本当に素晴らしいプレーをした。だから、試合後に嫌な気持ちはなかった。レベッカが勝利し、ダブルスまでつなげてくれるはずだと思っていた。それが実現した。人生最高のダブルスだった」と喜びを口にした。 スロバキアは02年大会決勝でスペインを下し優勝している。