【マイルCS】充実のナミュールが連覇達成します/雪平莉左
極ウマ・プレミアムをご覧の皆さん、雪平莉左です。今週はマイルCS。秋のG1シーズンもちょうど半ば。来週のジャパンCでヤマ場を迎え、さらに年末へ向かいます。ここできっちり当てて忙しい年末へ挑みましょう。 秋のマイル王は、昨年の覇者ナミュールとみました。コース適正も証明済みです。5歳になりましたが、心身は充実。大切に使われているので、消耗が少ないのでしょう。動きもいいですし、馬体もプリンとしていい雰囲気に見えます。お母さんのサンブルエミューズは、先週のエリザベス女王杯で12番人気ながら2着と頑張ったラヴェルのお母さんでもあります。ここもさえる末脚に期待です。 対抗は素直にソウルラッシュ。おととしのこのレース4着、昨年は2着。今年の安田記念は3着だしもう勝つ番です。リピーターも好走するレースですし、ここも上位争いは確実とみています。団野騎手は、金曜夜にバーレーンで騎乗して日曜は京都? ソウルラッシュになんとしても乗りたいという気合ですね。 3番手は英国のチャリン。正直、日本の馬場でどこまで通用するかは分かりません。ただ海外のタフな競馬で、欧州マイル路線をほぼ総なめにしてきました。適正ひとつで圧勝もあるとみます。 4番手にはジュンブロッサム。もともと安定感があるタイプが、マイル戦線に特化することでさらに安定。そして力をつけてきました。前走の富士Sが素晴らしい内容。直線の中ほどまでほぼ持ったまま。馬場さえ良ければしっかりと脚を使えることは証明しています。京都の持ち時計もあり、地力は十分です。 押さえにタイムトゥヘヴン。過去10年で、3勝しているのが8枠16番。昨年のナミュールだけでなく、2015年モーリス、2016年ミッキーアイルも。この馬が穴です! もうすぐ寒くなる予報ですが、スポーツの秋まっただ中。ともに頑張りましょう!