SNSで話題「平成カルチャー」この1年で起きた変化。周年記念が相次ぐ1年、トレンド意識の新商品も
2020年から流行し、盛り上がりを見せている平成カルチャー。今もその人気は継続し、ジャンルの1つとして多く人に認識されている。 そんな平成カルチャーも、今年は大きな変化を感じた年だった。改めてこの1年の間に平成カルチャーにどのような動きがあったのか、その現在地を振り返りたい。 【写真で見る】おジャ魔女どれみや、LOVE BOATのミラー、たまごっちなど…懐かしい平成カルチャーのグッズ ■復刻キャラクターや周年記念が熱かった 今年は2000年前後の懐かしいキャラクターの周年記念が相次ぐ年だった。 「ラブベリ」の愛称で親しまれたキッズカードゲームの『オシャレ魔女♥ラブandベリー』は今年20周年。人気アニメの『おジャ魔女どれみ』も25周年を迎えた。ラブベリや、おジャ魔女は各地で大規模な展示会が開催された。
少女漫画の『ちゃお』で連載された『きらりん☆レボリューション』も20周年を迎え、『きらりん☆レボリューション スペシャルステージ』 としてVRや動画配信、カフェイベントを開催。ラブベリやおジャ魔女と同様に、20代半ばから30代を中心に話題を呼んだ。 また周年記念以外では、去年に引き続き、ハローキティのリバイバルデザインや、ナルミヤ・インターナショナルのナカムラくんを中心とした平成のキャラクター人気も継続中だ。 11月には1990年代後半に人気を博した『パンシェル』が復刻し、30代後半から40代の間で話題になった。
『たれぱんだ』や『こげぱん』『アフロ犬』『にゃんにゃんにゃんこ』といった平成の懐かしいキャラクターたちも、「サンエックスキャラクターズ あのころのともだち」をテーマに、今年の秋から新商品が発売されている。 平成から令和に切り替わるタイミングで徐々に盛り上がってきた平成カルチャー。 最初はSNSを中心に盛り上がっていたが、マクドナルドの「平成バーガー」のCMのように、平成というワードを商品や広告で取り入れる企業が出てきたほか、復刻モノも発売され、新しいジャンルとして幅広い世代に認知されるようになった。