宣言解除受け、大阪・吉村知事が会見(全文2)3府県で一番警戒が必要なのは大阪
ガイドラインを示せない業態への考えを教えて
NHK:それで言いますとこの業態の中で、クラスター以外の業態でもガイドラインをとうてい示せそうにない業態ですとか、というのがあるんですが、この点に関しての知事の考えを教えてください。 吉村:これも最終判断をしようと思ってますが、その業態と非常に類似しているところもありますから、その業態と類似しているこのガイドラインを守ってくれということを府からその業界に投げ掛けるという判断になろうかと思います。ただ、大きなところでは接待を伴う飲食店だとかスポーツクラブだとかライブハウス、そういったところで今作ってくれてるので、そこを準じて使えるようなところはその業界が、まさに作らないような業界であれば、それをお願いするということになろうかと思います。 NHK:この前、府が示したマニュアルのようなもの、府独自で作るという、ガイドラインのようなものを作る予定というのはありますか。 吉村:それも1つ考えたいとは思いますが、府のガイドラインはもう一定、作ってます。府のガイドラインってどういう立て付けかというと、これは全ての事業者にこういうのを守ってくださいということと、14日の時点で解除したところの、これは国のガイドラインも事業者のガイドラインもほとんどなかった状態で、僕もガイドライン、これは作るべきやと、わーわー大騒ぎした時期で、もう国が作らなかったら府で作るという話でやってた、その時期だったので、あれを作りました。 今はいろんな事業者のガイドラインがどんどんできて、国の専門家も踏まえて、より精緻なものができているというふうに思っていますので、そのとき決めたとおり、国のができればもうそっち側に乗り換えてくださいというのはお伝えしているとおりです。府のガイドラインも全事業者に適用のところっていうのも、大枠はもう作っているので、どうしてもガイドラインを作らない事業者と似たガイドラインが僕はあると思うんです。これに準じてくれというのが分かりやすいと思うんですが、そういったところがないところについては府のガイドラインをお示しするということになるだろうとは思います。 NHK:最後です、すいません。29日に解除できない場合は、次の節目になるのはまた2週間後でしょうか。 吉村:そうですね。ただ、その先は現時点ではまだ考えてはないです。この休業要請っていうのをずっと続けるっていうのは、やはりこれは異常な状態だと思ってますので、29日に最後の判断ができるように詰めていきたいと思います。 司会:では次のご質問をお願いします。