名門「ロウアルパイン」の機能的バックパック「エアゾーン」シリーズから目が離せない
注目すべきディテールの工夫は他にも数多くあるのだが、もうひとつだけ写真で示すとしたら、やはりトレッキングポールキャリアだろうか。それは「エアゾーン アクティブ」の側面に、サイドポケットから独立して存在しており、ポールの先端をプラスチックのパーツの穴に差し込んで柄の部分をストラップで支える仕組みになっている。
「フロントのストレッチメッシュポケットや、下部に収納されたレインカバーなど装備が盛りだくさんなのに、全体がすっきりしているのも世界的に人気がある理由だと思います。タウンユースも視野に入れると容量18リットル、22リットルの『エアゾーン アクティブ』が最適ですが、より本格的にアウトドアを楽しむなら進化形の『エアゾーン トレック』もおすすめです」
さらに進化を遂げた「エアゾーン トレック」は背面に最新のテクノロジーを採用
「エアゾーン アクティブ」より容量が大きく、行動範囲が広がりそうな「エアゾーン トレック」は、やはりシンプルな外見で使い勝手がよさそうだが、大きく進化した点があるという。それは背面の構造だ。
「軽量性・通気性・耐久性をさらに高めた『エアゾーン トレック』のバックパネルはシームレスで全体が1枚になっているので、より軽く、よりフィットします。メッシュのパターンなどに高度なテクノロジーを要し、開発努力の結果として強度も上がっています。本格的な登山の際に、この構造の違いが快適さの違いとなって現れてきます」 背負ってみると、たしかにフィット感がさらに高まっているのがわかる。こちらは本格的な登山用として頭に入れておくとして、手軽なアウトドアのアクティビティやタウンユースのバックパックとしては容量18リットルか22リットルの「エアゾーン アクティブ」を、興味が出たらぜひ試してみてほしい。