サッカーJ2・大分トリニータ、ホーム最終戦で白星…今季限りで去るMF梅崎司選手に大声援も
サッカーJ2・大分トリニータは3日、大分市のレゾナックドーム大分でホーム最終戦に臨み、ザスパ群馬に2―1で勝利した。通算成績は10勝13分け14敗(勝ち点43)で、今季のホーム戦は4勝に終わった。試合後にはセレモニーがあり、J2に踏みとどまった選手たちに、サポーターからねぎらいの拍手が送られた。 【写真】試合後、サポーターとハイタッチする梅崎選手ら
トリニータは無得点のまま折り返し、51分にDFデルラン選手、62分にMF弓場将輝選手がゴールを決めた。79分に相手の得点を許したが、試合終了間際の選手交代では、今季限りでチームを去るMF梅崎司選手がサポーターの大声援の中出場し、リードを守り切った。
この日は1万1439人が会場に駆けつけ、今季のホームの来場者数は年間平均1万人以上を達成した。セレモニーで片野坂知宏監督は、成績不振について謝罪し、「来季は期待に沿える結果を出し、見ていて高揚するフットボールをしたい」と話した。渡辺新太主将は「来年は今年以上に責任と覚悟を持ち、J1昇格を達成できるよう本気で頑張る」と決意表明した。
大分市のサポーター(48)は「来季はサポーターを楽しませる試合を見せてほしい」と期待を込めた。
今季最終節は、10日午後2時から、ユアテックスタジアム仙台(仙台市)で、ベガルタ仙台と戦う。