オーストラリア政府、子供のSNS禁止法案提出 違反企業に罰金最高50億円
【シドニー時事】オーストラリア政府は21日、子供のSNS利用を禁止する法案を議会に提出した。 SNS運営企業に対し、16歳未満の子供が接続できないようにすることを義務付け、違反した企業に最高4950万豪ドル(約50億円)の罰金を科すことを定めた。年内成立を目指す。施行は成立から1年後となる。 禁止対象となるSNSはX(旧ツイッター)、フェイスブック、インスタグラム、TikTok(ティックトック)など。施行までに年齢認証手段の確立が求められる。一方、教育活動で利用されるユーチューブ、グーグル・クラスルームなど一部媒体は対象外となった。