竜王戦第4局へ、藤井聡太竜王と佐々木勇気八段が大阪・茨木市の対局室を検分
藤井聡太竜王(22)(名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖)に佐々木勇気八段(30)が挑戦する第37期竜王戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス)の第4局を前に、両対局者が14日、対局会場である大阪府茨木市の文化・子育て複合施設「おにクル」に到着した。 【写真】3局終局後、ソファでうなだれた佐々木八段
両対局者は対局室で検分を行った後、「おにクル」内のホールで開かれた前夜祭に臨んだ。前夜祭では、集まった約120人を前に、藤井竜王が「明日からの第4局は、シリーズ中盤戦の重要な一局で、多くの方に注目していただける対局になるので二日間しっかり集中し、たまに(茨木市にある)竜王山の景色を見てリラックスもして、熱戦にできるよう精一杯頑張りたい」と決意を表明した。続いて佐々木八段が「4局目ということで、私にとっては踏ん張りどころになる。大盤解説会場も1000人以上入る大きな会場で、なかなかそういうところで開催される機会もないと思うので、自分の力を出し切れるように頑張りたい」と力強く述べた。
対局は15日午前9時開始。シリーズはここまで藤井竜王の2勝1敗となっている。
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