部下の女性隊員の頭を触り、不適切メールも 陸自伊丹駐屯地の3等陸曹を停職2日に
後輩の女性隊員に頭を触るなどのセクハラ行為をしたとして、陸上自衛隊伊丹駐屯地(兵庫県伊丹市緑ケ丘7)は6日、中部方面システム通信群の男性3等陸曹(32)を同日付で停職2日の懲戒処分にしたと発表した。 【写真】逮捕歴ある職員、神戸市なぜ採用? 女児にわいせつ、過去に同様の事件 同駐屯地によると、3等陸曹は2022年11月ごろ~12月ごろまでの間、演習場で訓練中に部下の女性隊員の頭を複数回触ったほか、業務とは関係のない不適切な内容のメールを送り、不快な思いをさせた。3等陸曹は事実を認め、「女性隊員に好意があった」などと説明しているという。 陸自の全隊員を対象にした匿名アンケートの回答から調査を行い、被害が判明したという。同通信群長の山口慎吾1等陸佐は「誠に遺憾。今後このような事案が起こることがないよう、隊員の心情把握に努める」などとコメントを出した。(地道優樹)