JPモルガン、FRBの大幅利下げ正しく予測-今後の見通しは不透明
19日の米国債利回りは短期債を中心に小幅に低下。2年物利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下して3.58%、10年物利回りは1bp低下の3.69%となっている。トレーダーは、FRBが今年さらに70bpの追加緩和を行うと予想している。
ジェイ・バリー氏率いるJPモルガンのストラテジストはリポートで「米国債のイールドカーブは今後数週間、レンジ相場になる可能性が高い」とし、「短期金融市場は9月の雇用統計を見るまでは、利下げペース加速やより低いターミナルレートを織り込むことはないだろう」と論じた。
原題:JPMorgan Aced Fed’s Big Cut. It’s Less Sure on What Comes Next(抜粋)
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Alice Atkins