21年振りセリエA復帰のコモ、ヴァラン獲得を発表「クラブの成長を助けるために、謙虚な気持ちで」同選手はセスク監督との共闘に期待
今シーズンよりセリエAに昇格したコモが現地時間29日、元フランス代表CBラファエル・ヴァランの獲得をクラブの公式サイトを通じて発表した。 【動画|Forza Como!】コモがヴァランの獲得を発表! 2023-24シーズン限りでマンチェスター・ユナイテッドを退団したヴァランは、フリートランスファーでコモに加入。1年間の契約延長オプション付きの2年契約を締結した。 セリエA初挑戦となるヴァランは、コモへの移籍理由をクラブの公式サイトを通じて次のように明かしている。 「最初はこのプロジェクトがどのようなものか知りたいだけだった。しかしすぐにこれは特別であり、これまで受けたオファーと異なることがわかり、詳しく知りたいと思った。プロジェクトを知れば知るほど、興味が湧き、自分のやりたいことについて違った視点を持つようになった」 「プロジェクトが正式に立ち上がると、すぐに獲得候補のトップに上がり、契約を締結することができた。とてもうれしく思う。私は最高のレベルで多くの経験を積んできた。その知識を共有してクラブの自立を助け、できればチームをトップに到達させたいと心を躍らさせている」 コモは19日、昨シーズンまでアシスタントコーチを務めていたセスク・ファブレガス氏が正式に監督に就任したことを発表。ヴァランはセスク監督との共闘を心待ちにしているようで、以下のように続けた。 「セスク(監督)と再会することになるが、今回は対戦相手ではない。とてもうれしいし、彼のプレー哲学とサッカーに対する情熱が好きだ。話をしたら、容易にお互いを理解できたので、とても良い結果になると期待している。いずれにせよ、私はチームとクラブの成長を助けるために、謙虚な気持ちで臨むつもりだ」 一方セスク監督も、数々のタイトルを獲得してきたヴァランの加入に喜びのコメントを残している。 「ラファエル(ヴァラン)は特別な選手であり、彼の獲得はこのクラブが抱いている野心の証だ。彼は名誉ある選手で、世界最高の2つのリーグで得た経験は決して過小評価されるべきでなはい。彼とともに仕事を始めるのが待ちきれないよ」
SPOTV NEWS