オランダの名門が日本代表DF板倉滉に獲得を再検討 冬の移籍市場でのターゲットに
今夏以降も動向を注視
ボルシアMGの日本代表DF板倉滉をめぐって、オランダのPSVアイントホーフェンが獲得を検討しているようだ。ドイツ紙『Bild』が伝えている。 ホームゲーム4連勝達成! ボルシアMGがザンクトパウリ撃破 PSVは今年夏の移籍市場でも板倉の獲得に動き、その時にはボルシアMGに対して移籍金1500万ユーロ(当時のレートで約25億円)を提示。しかし、移籍市場が閉まる直前のオファーだったため、板倉がいなくなった場合に代わりとなるセンターバックを補強する時間的余裕がないことからボルシアMGはこの移籍話を拒否し、板倉のボルシアMG残留が決まったという経緯があった。 交渉が破談となった後もPSVは板倉の動向を注視し、来年1月の移籍市場で再び獲得をめざしているようだ。しかし、ボルシアMGのジェラルド・セオアネ監督は『Bild』の取材に応じた際に、シーズン途中での板倉の移籍は容認できないとの姿勢を明らかにしている。 「我々は順調な道のりの途中にあり、徐々に安定感が増してきている。もしも非現実的と思えるぐらい高額のオファーが届いた場合、ボルシアMGのようなクラブはもちろんその話について検討する必要がある。ただし、チームのセンターレーンを担う選手を冬の移籍市場で放出することは、間違いなく我々の目標ではない」 PSVはオランダのアイントホーフェンに本拠地を構える1913年創立のクラブで、オランダ国内リーグでは優勝22回を達成し、アヤックス、フェイエノールトと並ぶオランダの3強の一角に数えられている同国屈指の名門。過去には日本代表MF堂安律(現フライブルク)も所属していた。
構成/ザ・ワールド編集部