13歳までの男の子に伝えたい「思春期で変化する心」との付き合い方
ハピウサ博士からのメッセージ
失恋しても大丈夫だよ 失敗しても大丈夫だよ 「傷つくのが怖い...」「フラれたらイヤだ!」「失恋したくない!」と多くの人が思っているかもしれないのう。 好きな人ができると、「もっと仲良くなってお付き合いしたいな」と思うもの。でも相手が自分のことを好きになってくれないときは「失恋」という二文字の言葉が待っているのじゃ。 だけど、相手がたまたま自分を好きになってくれなかったのは、「相手の気持ち」の問題であって、落ち込んでもそれは「相手の気持ち」だから変えることはできないものじゃ。 たとえば、相手の理想の人になれるように努力をしたら「好き」になってくれるかもしれないぞよ。 逆にこちらが努力をしなくても「相手の気持ちが変わった」場合は、「好き」になってもらえるかもしれない。すべては「相手次第」ということ。 好きになるか、ならないかは、相手の問題。自分とは違うという切り離しが必要なのじゃ。 「フラれたから自分はダメな人間だ!」 なんてことはひとつもなくて、相手の気持ちは相手の自由であって、別の人間ということを理解しておこう。 ただ、自分にできることは、自分が自分らしく成長しながら、生きること。 失恋しても、その出来事をプラスにして、自分磨きをすることを忘れずにコツコツとレベルアップしていく。そんな生き方をしていたらかっこいいと思わんか? だからと言って、やっぱり好きな人に「NO」と言われたら「悲しい」のう。その感情をなかったことにするのではなく、悲しいという気持ちを大切にすることで、より一歩素敵な大人へと成長していけるじゃろう。それに、人に優しくできる人って、悲しみを乗り越えた人だったりするんじゃ。 いろんな経験、いろんな感情を味わうことが自分を成長させてくれるぞ。 だからもし、好きな人がいて告白したいけど、告白できなくてつらいときは、勇気を出してみてもいいし、自分が自分で納得するまでタイミングを待ってみてもいいと思うぞよ。 告白しない選択も、告白する選択も、どちらも考えて悩む時間も、きっと君を成長させてくれるのじゃ。
やまがたてるえ(チャイルドファミリーコンサルタント)