L字型ソファはNGだった…!?マンションの部屋を狭く感じさせてしまう家具の配置とは?【インテリアのお悩み解決】
【お悩み3】一室空間の LDKで、リビングとダイニングの配置に迷ってしまいます
お答え:あなたの暮らしはリビング派?ダイニング派?場のつくり方にメリハリを! もしかして、リビングとダイニングのスペースを均一に設けようとしていませんか?まず、その前提から考え直してみましょう。自分がいちばん長い時間を過ごす場所や家族が自然と集まる場所はどこでしょうか?ライフスタイルをきっちり見直してみると、リビングで過ごす派かダイニングで過ごす派、どちらかに分かれることが多いのです。 そこでモダンリビング編集部がリビング派とダイニング派それぞれのレイアウトを検討してみました。リビング派はテレビを見る席やライブラリー、ダイニングと向き合う場など、ソファの配置を工夫して多方向に異なる居心地をつくっています。一方のダイニング派は3mのテーブルを中心に、アーム付きのくつろげる椅子を8脚置くというアイデア。思いきってソファを置くのはやめて、代わりにラウンジチェアを2つ配置するというプランです。 一般的な間取りにとらわれず、自分の暮らし方を熟慮したうえで、適正な間取り、家具を選びましょう。そのことがマンションの暮らしやすさに直結します。
【お悩み4】リビングが窮屈な印象。ヌケ感が欲しいのですがどうしたらいいですか?
お答え:「キドニー形ソファ」に変えて、斜めにレイアウトしてみましょう! LDKを窮屈に感じさせるよくある要因が、大きなL字形ソファ。ゆとりがあまりない空間ではL字型ソファを置くことで部屋が直線的な印象になり、ソファのボリュームに支配されてしまいます。 おすすめはキドニー形のソファです。そら豆のような曲面を描く、柔らかなシルエットのソファのこと。さらにテレビと合わせて斜めに配置すればインテリアに動きが加わり、視線や動線もよりスムーズになります。ダイニングも角が取れたテーブルを選び、ラウンジチェアには軽やかなデザインを。 マンションのインテリアコーディネートでは、一つ一つの家具選びが重要に。家具のデザインを慎重に検討すれば空間をすっきりと設えることができます。小さな配慮の積み重ねが気持ちよさを生み出します。