本場・韓国で「チーズタッカルビ」を味わうならココ! 元ビームス社員が推す、トリプルチーズの絶品店
若者を中心に一大ブームを巻き起こした「チーズタッカルビ」。 【写真10点】「 本場韓国のチーズタッカルビ名店 」の詳細写真をチェック
日本にも美味しいチーズタッカルビは数あれど、やはり本場・韓国のそれは絶品だという。そこで韓国在住、元ビームス社員の隅谷さんが通う、ソウルの美味い店を教えてもらった。
タッカルビの発祥地は『冬ソナ』の舞台
いつもご覧いただきありがとうございます。隅谷です。 前回のあっさり味の平壌冷麺はいかがでしたか? さて、今回は日本でも非常に馴染みの深いメニュー、タッカルビのご紹介です。鶏肉と野菜をピリ辛ソースで炒める焼肉ですね。 日本でもかつてチーズタッカルビが流行りましたが、本場韓国では流行り廃りはなく、日常的に食べる料理のひとつとして定着しています。 そんなタッカルビですが、もともとは韓国北部に位置する、江原道・春川(カンウォンド チュンチョン)の郷土料理で、お酒のつまみとして60年代に開発されたのが発祥といわれています。諸説ありますが、春川といえば、『冬のソナタ』の舞台でもあります。
タッカルビはリーズナブルに楽しめるため、学生も好んで食べる料理として全国的に広がっていきました。学生時代のお弁当に入っていることもあったとか。韓国の人にとっては子供の頃から良く食べている料理なので、昔を思い出す懐かしさがあるそうです。 韓国では、網焼きスタイルのタッカルビもありますが、韓国の友人曰く、鉄板で炒めるスタイルがポピュラーだそう。日本でもタッカルビといえば、鉄板焼きのイメージですね。
そして今回紹介するタッカルビの名店は、「イルドシ タッカルビ(일도씨닭갈비)」。具材や味付けが発祥の地、春川のものに近く、本格的なチーズタッカルビが食べられると美食家も推すお店です。
ビルの地下にある名店
「イルドシ タッカルビ」は、以前ご紹介したタッカンマリのお店の近く、ソウルの中心部、光化門(クァンファムン)エリアにあります。最寄駅も光化門。このあたりは日本大使館や多くの企業が集まるオフィス街ということもあり名店が多く集まる印象です。 店舗はSFCモール(ソウルファイナンスセンター)というビルの地下1階にあるので見つけやすいと思います。